花粉症・ハウスダスト外来
免疫療法(減感作療法)について
免疫療法(減感作療法)とは、アレルギーの原因物質(抗原)を少しずつ身体に与えることで、抗原に慣らす治療法です。
現時点ではアレルギー症状を抑えるだけでなく、治すことができる治療法です。
【行えない方】
スギまたはダニのアレルギーでない方、重い気管支喘息の方、妊娠中の方。
舌下に1分間薬を保持できない、副作用を訴えることができない方
[注意点]
スギの免疫療法はスギ花粉飛散期には始められません。(5月~12月中頃までに開始の必要あり)
- 初回は薬局で薬をもらった後当院に戻っていただき、院内で薬を服用し30分間待合室で様子を見る必要があるため、午前は11時まで午後は17時までにご来院下さい。
- 服用後2時間は激しい運動や入浴は控えて下さい。
- 熱があるときなど体調が悪い時は、副作用が出やすいため服用しないで下さい。
- スギとダニの両方を舌下免疫で行う場合は、投与間隔を5分以上あけて下さい。
- 副作用に対して対処できるように、家族がいる場所で日中の服用が推奨されています。
【副作用】
初回は院内で薬を服用し経過観察をいたします。
服用後30分位で口内のかゆみや腫れ、喘息様発作を起こすことがありますが、多くの場合はそのまま継続できます。これらの副作用は治療開始後1ヶ月間やスギ花粉飛散期(スギ免疫療法の場合)に起こりやすいといわれています。